スポーツにも影響を及ぼしている新型コロナウイルス。特に室内競技は多くの大会が中止となり、練習に関しても制限が大きく、選手や指導者らを悩ませている。そうした中、黒石市柔道協会は選手らに安心して練習に打ち込んでもらおうと、練習場の黒石市立武道場で、新型コロナにも効果があるとされる光触媒による抗ウイルス・抗菌コーティング剤の吹き付け作業を行った。同協会は「子どもたちが少しでも安心して練習できればうれしい」と話している。
 新型コロナで各種大会が中止となり、通常の活動も思うようにできない中、黒石市柔道協会指導員の佐々木翔大さんが、武道場の所有者である市と管理者の市体育協会の許可を得て、コーティング剤の吹き付けを行っている株式会社エコテック(本社横浜市)に依頼。同社北東北営業所(弘前市)の瀧本康一所長が6日に作業を行った。
 施工内容は銀イオンや酸化チタン、プラチナが入った液体のコーティング剤をエアスプレーガンで壁や床、天井などに吹き付けるもの。乾燥すると目に見えない1ミクロン程度の薄い膜が出来上がり、光触媒作用で発生した活性酸素種が、ウイルスの外膜を酸化分解して活性(感染能)を制御する仕組みだ。においや汚れなどの原因となる菌や有害なウイルスの繁殖を抑制し、暗所でも効果は発揮され、効果は5年ほど続くという。
【写真説明】黒石市立武道場で抗ウイルス・抗菌コーティング剤の吹き付け作業を行う瀧本所長

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