スチューベンやリンゴ栽培が盛んな鶴田町や板柳町で、今年も農家が鳥害に悩まされた。カラスやムクドリが作物をついばみ、商品価値を落とすため、あの手この手で追い払いを試みたが、いたちごっこの様相。「今年は特別にやられている」との声も複数から聞かれた。有識者は、有効な対策のため被害の詳細なデータを取る重要性を提唱する。
 鶴田町では今年もスチューベンを鳥害から守るため、畑に網が掛かった光景が多く見られた。
 リンゴ栽培が盛んな隣の板柳町でも、主に早生(わせ)の果実に被害が出たようだ。長内良蔵さん(64)は「3000箱中、200箱分はやられた」と顔を曇らせる。夏場の高温でか、果実の日焼けが多かった今年は、柔らかく甘い匂いを発する。その部分がカラスに狙われ、穴が開けば他の鳥も来る悪循環に見舞われた。
 町担当課には町会から複数の鳥害報告が寄せられているという。
【写真説明】鳥の食害で被害を受けたとみられるスチューベン=10月16日、鶴田町(写真上)、スチューベン畑にネットを張るなど、農家たちは鳥害対策に腐心している=10月23日、鶴田町(写真下)

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