今年も残り2カ月を切り、例年であれば忘新年会に向けせわしなさを増す季節だが、新型コロナウイルスの飲食店クラスター(感染者集団)が発生した弘前市では客足が戻らず、忘新年会の予約キャンセルが相次ぐ。どの飲食店も書き入れ時を前に対応に苦慮し、「店が存続できるかの瀬戸際」と悲嘆の声も上がる。
 同市鍛冶町の城東閣内の焼き肉店「ドラム缶焼肉 肉イチ」は会社仲間や友人らで楽しめる忘新年会プランを企画していたが、今拓矢店長は「PRしようとした矢先のクラスター発生。来てほしいと呼び掛けていいのかすら迷う」と話す。
 店内は煙や匂いを吸い上げる排気ダスクを備え、30分に1度は窓を開けて換気するなど安全性は高いと自負するが、「外食そのものを怖いと感じる市民の気持ちに、どう呼び掛けたらいいのか」と話す。
【写真説明】クラスター発生後、忘新年会の予約キャンセルが相次ぐ弘前市の飲食店。「ドラム缶焼肉 肉イチ」はテークアウト対応をしながら客足が戻るのを待っている

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