県は3日、新たに八戸市で、80代以上女性1人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。女性はクラスター(感染者集団)化した同市の通所型介護施設「デイサービスセンターひまわり苑」の利用者。飲食店クラスターが発生した弘前保健所管内で新規感染者がなかったのは、後に居住地が判明した例を含めると10月13日以来、21日ぶり。県内の累計感染者数は245人となった。
 新たに感染が分かった女性は軽症で入院中。八戸市によると、最後に女性が施設を利用したのは10月29日。施設は翌30日から休業しており、女性は入居型介護施設を利用していないという。職員2人、利用者6人が感染した通所型介護施設クラスター関連の感染者は12人となった。市は検査対象の利用者約90人の検体を採取済みで、残りは4日以降に結果が判明する見通し。職員の家族や感染した女性利用者が入居していた別の高齢者施設の職員ら43人についても検査している。
 弘前市の飲食店クラスターは72人(県外利用客5人含む)で、関連が見込まれる一連の感染者は185人(同)と変わっていない。
 弘前保健所管内で新規感染者がなかったことについて、県健康福祉部の奈須下淳次長は「クラスターの発生から、かなりの時間が経過し、医療機関や介護施設での感染拡大も抑えられている状況。ここ数日の状況を見ると、収束の方向に向かっている」と述べた。

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