県は31日、新型コロナウイルスに感染し、入院中だった80代以上女性1人が死亡したと発表した。県内での死亡確認は2日連続で、この女性を含め死者は4人となった。また、新たに5人の感染を確認し、うち4人の感染経路は不明。県感染症対策コーディネーターの大西基喜氏は「人数的には増えているが、件数的に増えていない」とし、30日の見解と同様に、市中感染には至っていないとの考えを示した。
 31日に死亡した女性は八戸市保健所管内在住で、新型コロナ感染が、直接的死因。新たに感染が確認された5人は、弘前、青森市、八戸市の3保健所管内の10~70代男女。感染者の累計は227人となった。
 弘前保健所管内の1人は性別、行動歴ともに非公表だが、弘前市の飲食店関連クラスター(感染者集団)に含まれる。青森市保健所管内の男性1人は、感染経路を含めて確認中の40代男性の職場関係者。八戸市保健所管内の新規感染は3人で、30日に感染が判明した80代以上女性が利用する通所型介護施設の従業員2人と60代女性の知人1人。同居する80代以上と60代の女性の関係者30人を検査し判明した。この3人と飲食店クラスターとの関連は不明。
 飲食店クラスターの感染者は72人(県外利用客5人含む)。二次以降の感染者、感染経路不明者18人を含め、弘前保健所管内で初めて感染が確認された10月12日以降に判明した感染者数は195人に上る。
 療養状況は▽入院者56人▽宿泊療養者5人▽自宅療養者22人▽入院等調整者7人▽療養完了者97人▽死亡者3人。弘前保健所管内の80代以上女性1人が新たに中等症から重症化し、人工呼吸器を装着した。重症患者は2人、中等症患者は15人となった。
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