県が約20年間かけて整備した、中泊町中里とつがる市車力町を直結する主要地方道五所川原車力線バイパス(津軽令和大橋を含む)の安全祈願祭と開通式典が20日、県や地元自治体などの関係者85人が出席し同大橋で行われた。同日中に供用も始まり、両岸の交流活発化、広域による公共施設の効果的な運用が期待される。
 かつて旧中里町中心部と旧車力村の人々は、岩木川を小舟で往来していたが、マイカー時代が訪れると衰退。川上と川下に橋があるものの中心部からは遠回りで、平成初めに両岸の住民や議員らが直結する橋を強く要望していた。これを受け、県が2001年度から事業に着手。延長5・5キロ(うち津軽令和大橋600メートル)、総事業費約130億円(同約44億円)を費やし今年度ついに完成した。
 20日は安全祈願祭終了後に式典を行い、実行委員会会長の浜舘豊光中泊町長が「開通は関係者の努力のたまもので、感謝を申し上げる。津軽半島全体への多大な波及効果を期待する」と式辞。来賓5氏が祝辞を述べ、このうち三村申吾知事は「この橋が地域の未来につながるものと確信している」と強調した。
 命名者への記念品贈呈、用地協力者らへの感謝状贈呈の後、三村知事、両市町の首長、地元代議士らがテープカットとくす玉の開披で開通を祝った。
【写真説明】五所川原車力線と津軽令和大橋の開通式典でテープカットをする関係者

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