大鰐町蔵館のレストラン&カフェバー「WANY」がキッチンカーを導入し、同町の新名物スイーツ・おおわに焼きの提供を始めている。新型コロナウイルスによる売り上げの伸び悩みなど、影響が根深い飲食業界において「店舗に客足が戻るのを待つより、こちらが商品を届けに行くスタイルが必要」と話すのはオーナーの永沢雅寿さん。近隣店舗の商品も交え、大鰐グルメの売り込みにも一役買おうとしている。
 キッチンカーでは同町が無料で貸し出している焼き型を活用し、おおわに焼きを提供。町地域交流センター鰐comeで5、6日開催された「エール津軽!!」の第1弾イベント「魅力発見!津軽応援フェア」を皮切りに稼働を始めた。イベントではおおわに焼きのほか、創業から100年以上のれんを守る「津軽百年食堂」の一つである同町の日景食堂の商品も代行で販売した。
 12、13日も鰐comeで開かれる津軽応援フェアなど、今後もキッチンカーで各種イベントに出店。今後、日景食堂のような賛同店舗の商品も取り扱っていく意向で「大鰐町外にも宣伝効果が生まれれば」と話す。「自分の店は3年目だが、100年続く老舗もコロナ禍の今は同じスタートラインに立っていると考えている」と永沢さん。「ウイルスにより消費が冷え込んだ時も、商品を売れる場所へ売りに行く。やり方を工夫すればビジネスチャンスになるはず」と考えている。
【写真説明】キッチンカーを導入したWANYの永沢さん

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