世界文化遺産登録を目指す北海道・北東北の縄文遺跡群について、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関である国際記念物遺跡会議(イコモス)による現地調査が4日、青森市の三内丸山遺跡で始まった。世界遺産にふさわしいかどうかを評価するため、調査員が15日までに4道県の17遺跡を視察する。
 縄文遺跡群は紀元前1万3000年ごろから1万年以上続いた縄文時代の集落跡や貝塚など17遺跡から成り、農耕以前の生活や精神文化の発達を示す貴重な考古学的遺跡群とされる。2013年7月から毎年、国内推薦獲得に向けた文化審議会の審査に挑んでおり、19年7月の文化審で国内推薦候補に決定。同12月に政府がユネスコへの推薦を決め、4道県が推薦書を提出していた。
 現地調査はオーストラリア国籍の専門家が調査員を務める。15日までの12日間で構成資産の17遺跡を視察し、4道県からユネスコに提出された推薦書の記載内容について確認する。
 4日は県の担当者らが調査員に三内丸山遺跡内を案内。調査員はメモを取ったり撮影したりしながら大型掘立柱建物(六本柱)や大型竪穴建物、発掘調査現場などを視察した。
【写真説明】三内丸山遺跡で行われたイコモスの現地調査

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