新型コロナウイルスの感染拡大に伴い修学旅行の延期や中止が相次ぐ中、弘前市の津軽藩ねぷた村に1日、今年度初となる県外からの修学旅行生が訪れた。本来であれば例年、多くの団体観光客が訪れる同施設だが、新型コロナの影響で入り込み客数は大幅減。しかし9月からは県内外の修学旅行をはじめ団体の利用予約が再び入ってきており、回復の兆しが見え始めている。
 この日、訪れたのは秋田県の上小阿仁中学校の2年生10人。同校は例年、5月下旬に1年生が課外学習で秋田市へ、2年生が宿泊体験学習として弘前市へ、3年生が修学旅行で東京都へ赴いているが、今年は修学旅行が中止となり、1、2年生の旅行は9月に延期。その後、秋田市でも集団感染が発生したことで2年生の旅行のみ実施することになった。
 生徒たちは津軽塗の研ぎ出しやだるま、土鈴の絵付けなどの工芸体験、施設見学などを楽しんだ。田口聖弥君(14)は「10月にある学校祭が午前中だけに縮小されたり、行事がなくなったりして今年は仕方ないという思い。他の学年は旅行に行けなくなってしまったが、自分たちは行くことができて幸せに感じる」と話した。
【写真説明】津軽藩ねぷた村で工芸体験を楽しむ生徒たち

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