平川市の版画家今井仭さん(74)が制作した版画「狭間の舞」が、第11回高知国際版画トリエンナーレ展で入選を果たした。国内外の応募作品1000点以上の中から選ばれたもので、今井さんは「まさか入選するとは思わなかった」と語り「(版画は)一生続けていくもの。苦悩はあるが喜びもあるので今後も挑戦していく」と決意を新たにした。
 今回制作した版画「狭間の舞」は秋から冬へと季節が移り変わり、葉が残る針葉樹と葉が落ちる広葉樹の様子を「別れ」と見立て、別れは悲しさだけではなく、「つながり」であることを落ち葉の舞で表現した。第70回板院展に出品する予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で同展が中止に。その後、トリエンナーレ展開催の知らせが届き、出品を決めた。
 今井さんの作品は10月31日から約2カ月間、高知県いの町の紙の博物館に展示される。
【写真説明】高知国際版画トリエンナーレ展で入選した今井さんの作品「狭間の舞」(写真は出品したものと同時期に刷ったもの)

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