五所川原市のねぶた自主制作・運行団体「誠和會」は4日夜、同市の下平井町などで小型ねぶたを運行する。新型コロナウイルス感染拡大の影響で五所川原立佞武多が開催できなくなったことから、地域の人々だけにでも祭りのムードに触れてほしいという企画。同団体は「ささやかではあるが、町内に元気を与えたい」としている。
 今回、運行する小型ねぶたは赤鬼を題材とした「鬼」で、高さは1メートル20センチほど。立佞武多制作者福士裕朗さんに師事する、誠和會若手メンバーの長内大さん(20)=つがる市木造出身=が制作作業を主導。別のねぶたに使う予定だった骨組みの一部を活用し、7月いっぱいかけて、本体への紙張りや塗装を進めてきた長内さんは「この夏はコロナのせいで皆さんの気持ちが沈んでおり、勇気を与えられたらと考え作業してきた。鬼でコロナ退治―といきたい」と語った。
 2日は五所川原市藻川の作業小屋から、同市太刀打の十川橋付近にある小屋へと本体を移送。メンバー7、8人が本体を台車に載せる台上げや細かい部分の点検などを行った。
【写真説明】4日夜のねぶた自主運行に備え、小屋前で台上げなどの作業を行う誠和會メンバー

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