弘前市は29日、新たな大型イベント「弘前城秋の大祭典」を秋の大型連休と重なる9月18~22日、弘前公園内で開催する方針を明らかにした。新型コロナウイルス感染防止対策の一環で会場をテーマ別の四つのエリアに分け、幅広い年齢層が楽しめるよう設定。従来にないライトアップも仕掛け、県民向けに秋の弘前公園の新たな魅力を発信し、新型コロナで冷え込んだ地域経済の活性化を図る。
 同市では弘前さくらまつり、弘前ねぷたまつりをはじめ、スポーツやクラフト市、芸能を含む各種イベントが中止・延期を余儀なくされ、観光関連業者を含め多岐にわたる影響が発生。新型コロナの感染状況を踏まえ、市主催イベントの人数制限は9月以降に撤廃される見通しにある。
 市内で今年度最初の大型イベントとなる「弘前城秋の大祭典」は市、弘前商工会議所、弘前観光コンベンション協会、市物産協会で構成する実行委員会が主催し、シルバーウイークに合わせて開催予定。弘前公園内を巨大なテーマパークに見立て、市民広場、弘前城植物園、四の丸、レクリエーション広場にテーマ別エリアを設置することを検討する。
 市民広場には市内を中心とした手工芸作家が作品を披露する場とし、弘前城植物園内は絵本の読み聞かせなど低年齢の子どもが保護者とゆっくり遊べるエリアを計画。四の丸はイベントステージのほか弘前さくらまつりに参加できなかった出店も含むフードエリアとし、レクリエーション広場は家族で体を動かせるエリアとすることを想定している。
 また夜間のライトアップにも力を入れ、従来の園内ライトアップと異なる演出により秋の弘前公園を幻想的に彩る予定。主に県民向けのイベントとし、園内における新型コロナ感染拡大防止各種対策も取り入れる考え。

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