地域でボランティア活動を展開する弘前大学地域創生本部ボランティアセンター(李永俊センター長)は28日、学生のボランティア活動を可視化するポイント制度を開始すると発表した。可視化によって学生のボランティア参加を後押しし、現場で地域課題に向き合うきっかけづくりや就職活動でのアピール効果などにもつなげたい考え。専用のポイントカードの配布は8月3日から。
 近年、多発する大規模な自然災害に対応する人材不足に加え、少子高齢化の進展に伴う高齢者や子どもたちの孤食解消や居場所づくり、地域の伝統文化や産業の継承といった地域課題が山積し、さまざまな形でのボランティアニーズが高まっている。
 同センターは、こうした課題と向き合い、持続可能な地域づくりにつなげようと、これまでに被災地支援、緊急災害支援、地域の子どもたちへの学習支援、街づくり、除雪といった多様な分野での活動を展開してきた。学生や教員、市民が一体となってボランティア活動を展開するのが特徴だ。
 新たにスタートする「弘前大学ボランティアポイント制度」では、学生のボランティア活動の実績を可視化し、一定の基準以上の活動に参加した学生を表彰する。1時間1ポイントを付与し、在学中のポイント数100ポイント以上で表彰される。7月1日以降から対象となる。
 ボランティア活動を促すきっかけとし、同時に、活動に参加した学生の地域課題解決能力向上につなげ、幅広い世代の地域の人たちとつながることによるコミュニケーション能力向上、地域のリーダー育成にもつなげたい狙いだ。
【写真説明】ボランティアで除雪作業に励む学生たち=2019年1月、弘前市

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