弘前市街に手持ちねぷたを飾り付けるイベント「城下の美風」が27日に始まった。土手町通りでは、各商店の軒下に飾られた金魚ねぷたに明かりがともされ、宵闇に幻想的な景色が広がった。
 城下の美風は、大正時代から昭和時代にかけて各町会などで行われていた「手持ちねぷたを飾り付ける風習」を伝統文化として再現するもの。市内商店街を中心に、8月末まで角灯籠や金魚ねぷたなどが飾り付けられる。
 土手町には約200個の金魚ねぷたがつり下げられ、夕風に揺れながら煌々(こうこう)と通りを照らしていた。道行く市民らはスマートフォンで写真を撮るなどして夏の風情を堪能していた。
 金魚ねぷたの点灯は午後7~11時。
【写真説明】明かりがともされた金魚ねぷたが並ぶ土手町=27日午後7時15分ごろ