政府の観光需要喚起策「Go To トラベル」キャンペーンが22日に始まり、初の週末を迎えた。津軽地域にも23日からの連休で県外客が多く訪れており、新型コロナウイルスの影響で落ち込んだ旅行需要を喚起する動きにつながっているようだ。一方で関係施設などへの説明が十分にされないまま見切り発車したと言わざるを得ず、事業者自らが感染防止に細心の注意を払いつつ、観光客増加に望みをかけているのが現状と言える。
 弘前市の津軽藩ねぷた村では23日からの有料施設への来場者が、7月初旬の週末に比べて2倍以上に増加。中村元彦理事長は「土産品売り場で買い物客が増えているのも目立つ。入り込み状況は目に見えて変わった」と話す。駐車場も9割が県外ナンバーと状況が一変。連休とキャンペーンの重なりで遠方からの観光客が増えたとみている。
 施設では万が一、感染者が来館した場合でもスタッフや他の利用客に感染しないよう体制を敷いているが「現在は地元の団体受け入れに注力しているため、スタッフから感染しないよう健康管理には細心の注意を払っている」と警戒を強める。その上で「施設としては対策を十分に取っているので、観光客が来てくれること自体は大歓迎。安全対策をいかにするかが重要」とした。
【写真説明】施設内に設置したカメラの映像で来館者が密集しないよう確認する中村理事長

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