本県では年間1000匹前後の犬猫が殺処分されており、そのうち約半数を子猫が占める。子猫の殺処分を減らそうと、県動物愛護センターは2018年8月に「仔猫育成ボランティア(育ボラ)」事業を始め、丸2年になる。子猫を譲渡可能な大きさになるまで一般家庭で育ててもらい、その後にセンターが新たな飼い主に引き渡す仕組み。この事業によって30匹が譲渡され、小さな命を救う取り組みの成果は表れ始めている。
 育ボラはセンター主催の説明会に参加し、要件を満たした人が登録できる。現在の登録者は39人で、今年6月末までに40匹が飼育され、うち30匹が新たな飼い主に譲渡された。育ボラによって少ないながらも小さな命が救われたが、いまだ多くの子猫が殺処分される状況にある。
 育ボラが育てた子猫を含む犬猫の譲渡については、譲渡前講習会の参加などが条件となる。現在は新型コロナウイルス感染症対策で定員を15人に限定して開催しており、参加予約は1カ月前から受け付けている。開催日はセンターのホームページ(http://www.aomori-animal.jp/)で確認できる。
【写真説明】育ボラ事業で人懐こく、元気いっぱいに育った子猫

※詳しくは本紙紙面をご覧ください。