「地元客に、観光客にもっと満足してもらえる路線に」。弘南鉄道(本社平川市)は弘南線、大鰐線の利用促進に向けた取り組みを強めている。地元客向けには、各種施設利用者の運賃を割り引くサービスの対象施設を今年から拡大。観光客向けには、車内から津軽のリンゴ園風景を楽しんでもらう工夫を凝らした列車の運行を計画している。また弘南線、大鰐線にもっと親しみを感じてもらおうと、それぞれに「田んぼ鉄道」「りんご畑鉄道」の愛称を付けるなど、路線の魅力発信を積極的に行っている。
 同社は、大鰐線を使って対象の医療機関や温水プール石川を利用した場合、復路の運賃が100円となる「あんしんパス+100」を販売していたが、4月にリニューアル。新たに対象施設に中三弘前店や弘前れんが倉庫美術館、大鰐温泉旅館組合加盟の6施設を加え、名称を「わにサポ」として、さらに地元客らが使いやすいものにした。今後も土手町商店街や周辺店舗などに対象施設を広げる考えで、さらなる利用促進を図る。また、飲食業界の繁忙期に合わせて大鰐線を増便し、終電の時間を遅くすることも検討している。
【写真説明】「りんご畑鉄道」沿線の魅力ある風景を紹介したガイドマップ

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