次に見られるのは5000年以上先とされる「ネオワイズ彗星(すいせい)」。岩木山の山頂で美しい尾を伸ばす姿を、みちのく天文同好会の坂本隆会長(69)=弘前市=が17日、撮影した。
 写真は、弘前市の星と森のロマントピアそうま天文台で同日夜に開かれた観察会で撮影した。同所からは、ちょうど岩木山頂に彗星が見えたといい、参加者は歓声を上げて喜んだという。
 坂本会長は「肉眼でも見ることができた。今世紀に入ってからは記憶にないくらい明るい彗星」とし、「これからだんだん見えにくくなるが、今月いっぱいくらいまでは条件がよければ、北斗七星の下の辺りに見える可能性がある」と話した。
 ネオワイズ彗星は、米赤外線天文衛星「NEOWISE(ネオワイズ)」が今年3月に新たに発見した。次回接近は5000年以上先とみられている。
【写真説明】岩木山頂で見られたネオワイズ彗星=17日午後8時20分ごろ、坂本さん撮影(写真上)、望遠レンズでは、青い「イオンの尾」(上)とピンクの「ダスト(塵)の尾」(下)の2本の尾を確認することができる=17日午後8時50分ごろ、坂本さん撮影(写真下)