新型コロナウイルスの影響で冷え込んだ地域経済の回復に向け、弘前市など津軽圏域8市町村が取り組む応援プロジェクト「エール津軽!!」の概要が13日、公表された。特産品を集めた「魅力発見!津軽応援フェア」は8月から、旧弘前偕行社を皮切りに圏域を巡回予定。津軽の魅力を再発見する3事業が年内に順次展開される。
 プロジェクトを提案した弘前市の櫻田宏市長が同日、8市町村を代表して市内で会見した。
 プロジェクトは8市町村が連携して経済活動の活性化に着手するもので、津軽広域連合の事業として総額1500万円を見込む。21日に開催する予定の津軽広域連合臨時議会で補正予算案が審議される。
 「魅力発見!~」は8~11月の毎週土、日曜日に8市町村のいずれかで開催。会場となる自治体の住民に対し、近隣自治体の商品を紹介するもので、人気パンやクラフトなど各市町村に足を運ばないと購入できない話題の商品を集める。予算は約750万円。
 1回目の8月1、2日と2回目の同8、9日は保存修理工事を終えた国重要文化財「旧弘前偕行社」で開催予定。当日は施設見学料を無料とし、建築当初の姿によみがえった旧弘前偕行社の建物も楽しめる。
 スタンプラリーは9~12月の開催を予定。参加店は圏域内800~1000店舗を想定しており、一定額以上の商品を購入、飲食してスタンプを押すと地元特産品が当たる抽選に応募できる。一つの自治体ではなく複数自治体を回ってもらうことを目指す。
 「地元STAYで“選べる地域の魅力”プレゼント!!」は9~11月の開催を予定。圏域内の宿泊施設を利用した住民に対し、圏域内のまちあるきツアーや工芸品制作体験などに参加できる特典を提供。1人3000円相当で先着800人を予定している。
 会見で櫻田市長は「近隣自治体の情報は知っているようで知らないことが多い。8市町村の住民が人、地域、津軽のつながりを通し、津軽を応援するプロジェクトにしたい」と期待を寄せた。
【写真説明】津軽広域8市町村が連携し、津軽の経済を応援する「エール津軽!!」の内容を説明する櫻田市長