丁寧に穴を掘り、植樹作業に汗を流す参加者

 ブナの森を復活させよう―。鯵ケ沢町の町道赤石渓流線と主要地方道岩崎西目屋弘前線(白神ライン)交差点近くの赤石川上流域にある国有林で28日、「第18回白神山地ブナ植樹フェスタin赤石川」(陸奥新報社後援)と題した植樹イベントが開かれ、参加者約20人はブナの苗木を植え付け、心地よい汗を流した。
 イベントはNPO法人白神山地を守る会(永井雄人代表)などでつくる実行委員会が主催。過去、ブナを伐採してスギを植樹した国有林に、ブナの苗木を新たに植え付け混合林を形成、将来的にブナの森の復元・再生を図る狙いだ。
 昨夏、赤石渓流線が開通したことから、5年ぶりに同線からの入山ルートとなったが、前回約100人を数えた参加者は、新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえ県内のみとしたため、弘前市や青森市などの20人程度にとどまった。
 現地に到着した参加者は約3メートルに成長したブナの苗木(7年木)を手に、土を掘った後に丁寧に植え付け、ブナの森復活に願いを込めた。青森市から参加した短大1年の武田莉奈さん(18)は「土を掘るのが大変だったけど楽しかった。また、参加してみたい」と話した。