七夕を前にササを飾り付けたJR弘前駅職員たち

 新型コロナウイルス終息の願いを込めて―。7月7日の七夕を前に、JR弘前駅(橋本渉駅長)に七夕のササが設置されている。19日に都道府県をまたぐ移動の自粛が全国で緩和されたこともあり、短冊に思い思いの願いを込める駅利用者の姿が見られた。
 新型コロナの影響で自粛生活が続く中、駅利用者に夢や希望への願いを込めて短冊を飾ってもらおうと、駅独自の取り組みとして初めて実施した。
 職員たちは高さ約4メートルと約3メートルの2本のササを用意し、色とりどりの吹き流しなどを飾り付け。利用客の願いが込められた短冊が揺れ、通行人を涼ませていた。
 企画した亀山純子さんは「世界中に苦しんでいる人がまだたくさんいる中、普通のことができる幸せを実感している。七夕に合わせ、願いが届くことを願っている」とし、設置作業に当たった椎名大輝さんは「新型コロナ終息の願いを込めた社員手作りのコーナー。短冊が揺れる姿を見て少しでもほっこりとした気持ちになってくれたら」と話した。
 同駅では5月29日から1日2回、新型コロナ感染拡大防止対策として、「みどりの窓口」の換気や、駅構内の消毒作業などを進めている。都道府県をまたぐ移動の自粛が全国で緩和されたこともあり、橋本駅長は「安心して駅を利用いただくため、感染拡大防止対策に取り組んでいる。環境をしっかりした上で、多くの利用をお願いしたい」と話した。