大桜の手入れに精を出す児童たち

 弘前市の豊田小学校(成田王仁校長)の全校児童332人が校内の大桜(ソメイヨシノ)の手入れを行う「大桜守り隊」が、今年度から活動している。児童たちは来年も元気に花を咲かせてほしいと願いを込め、樹木の手入れに精を出した。
 同校に現存する桜は屋外運動場完成を記念し、1927年に植えられた。幹周りは約3・5メートル。樹齢が90年を超え弱っているため学校のシンボルを未来へ引き継ごうと、今年度から総合的な学習の時間に活動を行っている。
 24日は6年生56人が参加。児童たちは樹木医で市みどりの協会の堀内弦総務課長から、木の状態と樹木を活性化させる方法について説明を受けた後に活動を開始。シャベルで土を掘り起こしてから肥料を与え、最後に水を掛けた。
 同校の岩間滉君は「土が硬いところがあって苦労した。また来年きれいな花を咲かせてほしい」と話した。
 堀内課長は「枝先などが枯れてきているが、手入れをすればまだ花を咲かせられる。学校のシンボルとして大切にしてほしい」と語った。