県教委教職員課は23日、2021年度の県公立学校教員採用候補者選考試験に関して、新型コロナウイルスの感染防止の観点から1次試験で集団討論を取りやめ、筆記試験のみとすると発表した。
 同課によると、集団討論は例年、1回につき1部屋で7~8人の受験者が議論するが、人数を減らすと議論に支障が出る可能性があり、間隔を開けて座るための部屋の確保も難しいため、中止を決めた。1次試験の試験日は7月18日の1日間とする。
 また、1次試験の試験会場で、小学校教諭のみとしていた東京都の都道府県会館については、全校種を対象に変更。移動による新型コロナの感染リスクを下げる目的で、北海道・東北地方以外の受験者のうち80人が東京都で試験を受ける。
 同課は23日、21年度の試験の応募状況についても発表。採用見込み者数270人(前年度比15人減)に対し、1303人(同45人減)が応募し、倍率は4・7倍(同増減なし)だった。
 内訳は、小学校は採用見込み者数120人に対し243人が応募。中学校は65人に対して380人。高校は35人に対して437人。特別支援学校は35人に対して133人。養護教諭は15人に対して84人。
 21年度から試験を実施する栄養教諭は若干名の採用予定に対して26人の応募があった。応募者のうち、特別選考はスポーツ9人、障害者2人、社会人1人だった。