夢のステージで練習の成果を披露する児童たち(前列4人)

 弘前商工会議所青年部は2019年度の創立30周年を記念し、市内の子どもたちの夢をかなえる事業「夢を叶(かな)えちゃいますプロジェクト」を行ってきた。リンゴミュージックなどの協力の下、選ばれた女子児童4人は歌などの練習を重ね、21日に土手町コミュニティパークで「りんご娘」のオリジナル曲を満面の笑みで披露した。
 青年部は毎年、市内の小学5年生を対象に将来の夢の絵付き作文を募集し、「津軽の食と産業まつり」で展示している。19年度に創立30周年を記念して、寄せられた作文約1200点の中から、歌手やモデルに憧れる女子児童4人を選び、夢の実現へ支援するプロジェクトを行うことにした。
 選ばれたメンバーは高木くるみさん(大成小)、木村天花さん(船沢小)、福田萌々さん(和徳小)、山形光さん(小沢小)の4人。りんご娘の音楽プロデューサー多田慎也さんらから歌やダンスの指導を受けてきた。
 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、3月に予定していた発表会は3カ月間の延期となり、練習中断を余儀なくされる期間もあった。それでも4人は夢のステージを目指し、ソロパートや振り付けなどを磨いて本番に臨んだ。
 発表会では、かわいらしい衣装に身を包み、りんご娘のオリジナル曲「リンゴのうた」を披露した。新型コロナ感染予防のため無観客となったが、りんご娘の妹ユニット「アルプスおとめ」とともに元気いっぱいのライブを展開。この様子はアップルストリームでインターネット配信された。
 歌手になるのが夢という高木さんは「楽しむことができてよかった。夢をかなえるために、発声練習や歌の練習を頑張りたい」と話し、山形さんは「ミスをせず、練習の成果を出し切れた」と達成感をにじませた。
 青年部の島川聖栄会長は「新型コロナが流行している時だからこそ、子どもたちに夢に向かって走り抜けてほしい」と語った。