スマホで結婚式を配信する大屋さん、磯野さん

 県観光連盟(奈良秀則理事長)は、結婚式場などの運営会社「AMBER」(山根弘樹代表)と連携して結婚式をタブレット端末などでライブ配信する企画に取り組んでいる。新型コロナウイルスの終息が見通せず「3密」回避で結婚式をためらうカップルが見られる中、新たな様式を提案することで開催してもらうのが狙い。21日は青森市内で1組目の挙式が行われた。
 昨年12月に「プロポーズの聖地」に認定されたベイ・アスパム(県観光物産館アスパムとその周辺エリア)のベイエリアなどで挙式し、結婚式の映像配信アプリ「Wedding Live」で親族や友人らに配信する。6月13日~10月30日に挙式可能なカップル15組限定で、5月30日から募集しており、今月21日現在で7組から問い合わせがあるという。
 21日は新郎の大屋慎さん(23)、新婦の磯野七海さん(25)=ともに五所川原市=がベイエリアで挙式。参列者はいないものの、チャペルを連想させるセットの中で行われる指輪交換やケーキ入刀などの様子が、スマートフォンを通じて親族や友人ら約40人に配信された。大屋さんは「みんなに結婚式を見せることができて良かった」と喜び、磯野さんも「遠くにいて参加できない友人にも見てもらえた」と笑顔を見せた。
 同社の木原靖崇専務は「コロナ禍で挙式を迷うカップルが多い中で(新たな開催様式で)挙式を手伝えたのは、今後のカップルの希望になる」と手応えを感じた様子。会食などにもライブ配信が応用可能と捉えており「いろんな方向で導入していきたい」と話した。