「じいさんばあさん若返る」第1巻の表紙

 平川市出身の漫画家新挑限(あらいどかぎり)さんによる、津軽地方を舞台にした漫画「じいさんばあさん若返る」第1巻が22日、KADOKAWAから発行される。インターネット交流サイト(SNS)で公開している作品の単行本化で、新挑さんは「郷土色の強い漫画になっているので、幅広く青森の人に楽しんでもらえたら」と話した。
 「じいさんばあさん―」は、リンゴ農家を営む老夫婦の正蔵とイネがある日、目覚めたら若い頃の姿に戻っていた、という設定の1話4ページの短編コメディー。雪かきや農作業といった津軽の出来事を題材に、2人の日常やちょっとした騒動を描いている。
 昨年10月から週1回のペースでSNSに漫画を上げており、KADOKAWAのコミックフラッパー編集部によると「ツイッターやピクシブでの閲覧数が多く人気があるため、せっかくならインターネットを使えない人らも読める機会を作ろう」と、今年4月ごろ新挑さんに単行本化を打診したという。
 新挑さんの作品の単行本化は、弘前を舞台とした「幼なじみになじみたい」(全3巻)に続き2作目。「じいさんばあさん―」第1巻には1~23話のほか、1991年の「りんご台風」を題材にした28ページの書き下ろし作品も収録されており、新挑さんは「りんご台風の話は、親から当時のことを聞いて描いてみた。りんご台風を知らない人は『こんな出来事があったのか』などと思いながら読んでくれれば」とPRした。
 「じいさんばあさん―」第1巻は税込み693円。全国の書店などで扱う予定。

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