18日午前10時ごろ、十和田市深持の民家で、この家に住む農業男性=20代=が自宅で死亡しているのを帰宅した母親が見つけ、119番した。同日午後5時30分ごろには男性の60代の父親と80代の祖父が同市の山中で死亡しているのを捜索していた警察官が見つけた。十和田署などは現場や遺体の状況などから父親が男性と祖父を殺害した無理心中の可能性が高いとみて、死因や詳しい状況などを調べている。
 県警捜査1課によると、男性は両親と祖父との4人暮らし。2階の自室のベッドであおむけになって死亡している男性を農作業から帰宅した母親が見つけ、通報した。遺体は首に絞められた跡があったが、そのほかに目立った外傷はないという。
 男性の遺体が見つかってから父親と祖父の行方が分からなくなっていたが、捜査員が同市内の山中で2人が死亡しているのを発見。父親はロープで首をつった状態で見つかり、自殺したとみられる。祖父は地面にあおむけの状態で倒れており、顔面から出血し、顔にジャンパーが掛けられていた。顔以外に目立った外傷はなかった。遺書とみられるものは見つかっていない。
 母親が同日午前7時台に外出した後、同10時ごろに帰宅するまでの間、民家を訪れた近所の住民が、在宅していた父親と会話していたという。その後、同10時前に父親が祖父をデイサービスの施設から連れ出し、軽トラックで山中に向かったとみられる。