市民らが列をつくり、にぎわったおべんとう市

 新型コロナウイルスの影響が尾を引く中、弘前市でいち早く活動を再開したスポーツクラブが「弘前あすなろジュニアソフトテニスクラブ」だ。全体練習の再開から1カ月以上たち、流行前のにぎわいが戻ってきた。選手たちは思いっ切り練習できる環境に感謝しながら、鍛錬に励んでいる。
 クラブは新型コロナの影響で3月上旬以降、活動を自粛。4月上旬に一度は活動を再開したが、県の緊急事態宣言発令で練習場所の市運動公園が閉鎖されたため、同19日の練習を最後に再び休止。選手たちは自宅での個人トレーニングを余儀なくされた。
 全体練習を再開したのは本県で緊急事態宣言が解除されてから2週間ほどたった5月23日。外出を自粛していた選手たちも次第に練習に戻り、クラブはかつてのような活気に満ちてきた。
 今月13日は39人が練習に参加。小学生は7月11日の第44回黒石市長杯市民ソフトテニス大会、中学生は同18日からの第74回弘前地区中学校体育大会夏季大会に向け、市運動公園テニスコートで汗を流した。
 中学生の部主将の柿崎優人選手(弘前一3年)は「みんなと一緒に強くなれる気がするから再開して良かった」と喜びをかみしめ、小学生の部主将の宮原真凛選手(城東6年)は「みんなと練習できる時間を大切にして、たくさんトレーニングを積んでいきたい」と張り切っている。
 クラブの宮原隼也代表は「子どもたちの集中力も上がっており、(練習中の)ムードもいい」とし「スポーツを目いっぱいできる環境や時間を大切に、楽しく練習に励んでほしい」とエールを送った。