藤崎町白子地区の園地で結実量と黒星病の発生を調べる協会職員

 県りんご協会(藤田光男会長)は15日、2020年産リンゴの結実量調査を開始した。初日の調査園地では十分な結実量が確保されており、流行が懸念される黒星病の発生もほぼ見られなかった。
 調査は県の委託を受けて17日まで実施。県内59地点で「ふじ」「王林」「ジョナゴールド」「つがる」「早生(わせ)ふじ」「トキ」の結実量を調べ、協会独自に黒星病や病害虫の発生状況も確認する。
 15日は25地点を調査。このうち藤崎町白子地区の唐牛完悟さん(51)の園地では、ふじなど5品種の結実量と黒星病の有無を確認。主力品種のふじは中心果の結実率が目安の50%を超え、黒星病の発生もほぼ見られなかった。
 調査に当たった藤田憲彦技師は「授粉作業がしっかり行われており結実量は十分。園地によっては生育のばらつきが報告されているので摘果作業を徹底してほしい」と注意喚起。黒星病について「春先からの徹底防除で現時点では例年より発生が少ない。引き続き雨が降る前の薬剤散布を」と呼び掛けた。
 結実量調査の結果は、県りんご果樹課が今月末に発表する予定。