子どもたちにパンを手渡すエイブルのメンバーら

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で経済が停滞する中、食事を通して市民を支援しようと、県社会福祉協議会は障害者らが就労事業所などで作った食品などを市民に無償で提供している。弘前市社会福祉センターで活動する「子ども食堂すこやか」に13日、パンと豆乳プリンが届けられ、集まった子どもたちが食事を楽しんだ。
 材料費は、県共同募金会の「新型コロナウイルス感染症対策緊急支援活動助成事業」を活用。5月から県内の社会福祉法人20カ所で豆腐、納豆、コメを、子ども食堂3カ所でパンと豆乳プリンを無料配布している。
 13日は、就労継続支援B型・生活介護事業所「エイブル」でパンを作るメンバーとスタッフが「子ども食堂すこやか」を訪問。集まった子どもたちにベーコンマヨチーズパンをプレゼントした後、一緒に昼食を取った。
 子ども食堂ボランティアの母親とパンを味わった小沢小学校2年佐藤葵さん(7)は「チーズの味がしておいしい。もらえてうれしい」と笑顔。パンを作った成田人美さん(47)は「喜んでもらえてよかった。また食べたいと思ってもらえたら」と話した。