県は11日、県外の主要5市場で取引された本県の2019年産リンゴの5月販売価格(加重平均)をまとめた。平均価格は1キロ当たり494円と先月より80円(19%)、平年同月より113円(30%)高かった。在庫量の少なさによる品薄感や家庭消費の需要の高まりなどが続き、大幅な高値基調で推移した。平成以降の5月価格としては、台風19号の被害を受けた1991年産の556円(92年5月)に次ぐ高値。
 県産リンゴを含む果物全体の入荷量の少なさや新型コロナウイルスの外出自粛の影響とみられる家庭消費の需要の高まりに加え、5月に入荷されたふじが高値販売される有袋のみとなり、価格は大幅に上昇。ふじは1キロ当たり524円で先月より102円(24%)、平年同月より132円(34%)高く、過去5年間では最高値だった。今後も「高止まりの状態で推移する」(県りんご果樹課)見通し。
 ふじ以外の品種の販売価格はジョナゴールドが平年同月比101円(28%)高の467円、王林が同71円(21%)高の405円など。