漫画「戦鬼と呼ばれた男、王家に暗殺されたら娘を拾い、一緒にスローライフをはじめる innocent days」第1巻

 弘前市在住の覆面ライトノベル作家・ハーーナ殿下さんのファンタジー小説を原作とした漫画「戦鬼と呼ばれた男、王家に暗殺されたら娘を拾い、一緒にスローライフをはじめる innocent days」の単行本第1巻が先月、アース・スターエンターテイメント(東京都)から出版され、早々に重版となり好評を博している。
 同作は、戦場で最強の傭兵として恐れられた男性が、休戦協定により用済みとなり暗殺者を差し向けられたのを契機に、姿を変えて帰郷、自らを「パパ」と呼ぶ幼女と出会い、自由気ままな“スローライフ”を営むといったあらすじ。ハーーナ殿下さんの発表の主舞台である投稿サイト「小説家になろう」発で、原作小説版も第2巻まで発売済みだ。
 漫画版の作画は田野かかしさんが担当しており、愛らしい動物や子どもの描写が目を引く。昨年11月から、アース社の運営するウェブコミック配信サイトで月1回のペースで連載されてきたが、このうち第5話までの掲載分が5月中旬、第1巻として出版。本体価格は600円。
 同作は、2015年プロデビューのハーーナ殿下さんにとって初の漫画化作品。昨年末の本紙取材に対し「目標だったので本当にうれしい」と語っていたが、単行本化に「自分の小説が原作の漫画が書店に並んでいたのを見て、感動した」と喜びもひとしおの様子だった。
 ほかに、「小説家になろう」に投稿した新作が5月31日の日間
閲覧数のベスト1に輝いたり、3月から同サイト以外の投稿サイトで作品を発表したりと、精力的に活動しているハーーナ殿下さん。今後について「小説の書籍化はもちろん、ゲームシナリオや脚本も勉強、挑戦し、将来的に青森に貢献できれば」と意欲を示した。