宵宮の出店で輪投げを楽しむ子どもたち

 綿菓子などの屋台が並ぶ津軽地域恒例の宵宮が9日、弘前市和徳町の稲荷神社で始まった。今年は新型コロナウイルスの影響で出店の自粛が続き静かな宵宮だったが、この日は家族連れや子どもたちでにぎわい、津軽の夏の風物詩を楽しんだ。
 青森地方気象台によると、同日の弘前市は最高気温28・2度の夏日となった。夕方になっても暑さが引かず、涼を求めて市民が同神社に足を運んだ。
 参道には鉄板焼き、輪投げなどの屋台22軒が並んだ。例年通りの宵宮を心待ちにしていた子どもたちも多く、浴衣姿ではしゃぎ回る様子が見られた。
 弘前露店商業組合の三上明弘組合長は「行き交うみんなが笑顔だ」と参道を見やり「こういう小さなところからでも弘前の経済活動の活性化が広まって『普通の日常』を取り戻していければ」と願っていた。