五所川原市が初めて作製した「ため池マップ」(写真は五所川原北部ブロックのもの)

 五所川原市は、農業用水の大事な水がめであるため池について、さまざまな情報を網羅した「ため池マップ」を初めて作製した。農業者をはじめとした市民に適宜活用してほしいとして、ホームページにPDFファイルを掲載している。
 市は今年度末の完成を目指し、最新の情報を反映した「ため池ハザードマップ」を作製中。このための基礎調査を行っており、ため池マップは副産物ともいえるもの。
 ため池マップは縮尺5万分の1で五所川原北部、五所川原南部、金木、市浦の4ブロックに分けて編さんした。土地改良区が管理する集落全体の水がめから、個人所有のごく小型のものまで、大小さまざま。名称、所在地、座標、総貯水量のほか緊急時連絡先も記載されている。
 五所川原は藩政時代に弘前藩の新田開発につれて開けていったがその反動・副作用ともいえる水不足に泣かされることもたびたびあった。市によると現在、169のため池を確認しているという。
 マップの公開について市農村整備課の担当者は「マップに目を通し身近なため池を知ることで、安全対策などさまざまな役に立ててほしい」と話している。