新型コロナの余波で、休講続きのエルム文化センター。結局、このまま閉講することが決まった(写真はスタジオ内)

 五所川原市街づくり株式会社(山崎淳一代表取締役)は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で休講中だったカルチャー講座・エルム文化センターを30日限りで終了とすることを決めた。8日、同社への取材で分かった。担当者は「大変残念だが、講座の性質上、密になることの回避が難しい。閉講をおわびする」と説明した。
 同社によると、新型コロナ感染拡大防止の観点に立ち、2月末から休講状態が続いていた。国による緊急事態宣言が解除されたものの、コロナ収束の見通しは依然として立たないことから、利用者が安心して参加できる環境を提供できず、再開は困難と判断した。
 同講座は1998年4月にスタート。運動向けのスタジオ1室を含む5部屋を備え、近年は約100講座が定期的に開かれていた。多彩な講師陣による絵画、文芸、囲碁、ダンスといったプログラムで、近隣市民の好評を博した。
 同センター担当者の吉崎奈保子さんは「再開の見通しが立たない中で、講師の先生方をお待たせして、活動を制限してしまうことは避けたい。22年間、たくさんの方々の貢献に対し感謝している」と述べた。
 今後の部屋の利用法について、同社の長谷川直美運営戦略室長は「まだ何も決まっていない。コロナが収束した後、いったん白紙の状態から考えていくことになる」とした。