平川市碇ケ関のauberge音羽離宮建設予定地で行われた地鎮祭

 平川市碇ケ関に建設が計画される温泉付き宿泊施設の地鎮祭が6日、建設予定地で行われた。施設名は「auberge(オーベルジュ)音羽離宮」で、メインとなるレストランは日本有数のフランス料理シェフ音羽和紀さんが料理顧問を、ミシュランガイド一つ星を獲得した音羽さんの次男創さんが料理長を務める。来年9月オープンを目指している。
 宿泊施設は、自然に囲まれた郊外で地元食材を生かした料理と酒を楽しみ、宿泊もできるレストランメインの「オーベルジュ」スタイルで、県内初。
 音羽さんは、世界のホテルやレストラン約580軒が加盟する世界組織「ルレ・エ・シャトー」で、最も活躍したシェフに贈られる「シェフトロフィー2019」を日本の加盟施設として初受賞するなど、世界でも有名なフランス料理シェフ。料理長を務める創さんのほか、栃木県に本店を構えるフランス料理店「オトワレストラン」シェフで長男の元さんも携わる。天皇陛下が皇太子時代にパティシエ担当をしていた有野孝さんがデザートを担当するなど、豪華な顔触れが関わる。
 10ある宿泊部屋はすべてレイアウトが異なり、9室が客室用露天風呂付き、1室は吹き抜けの内風呂となっており、碇ケ関の温泉も楽しめる。庭園にも力を注ぎ、御庭植治(本社京都府)作庭師で植治次期12代目の小川勝章さんが手掛ける。
 地鎮祭には運営する観山(本社平川市)の齋藤淨教代表取締役や関係者ら約30人が出席。神事後、齋藤代表取締役は「ここにくるまで7年の歳月がたった。壁はまだあるが、県内初のオーベルジュ実現に努めていきたい」と話した。
 来年9月に竣工(しゅんこう)披露式典を行って開業する予定。