鶴田町立歴史文化伝承館
弘前市街観光誘導サイン
弘前工業高校お城隊の活動の様子

 良好な景観づくりに貢献している街並み景観やまちづくり活動を表彰する、県の第12回「ふるさとあおもり景観賞」に、鶴田町の歴史文化伝承館や弘前市街観光誘導サインなど5件が選ばれた。
 青森の魅力ある景観形成への県民意識を高め、美しい景観づくりに寄与することを目的に表彰している。今回は6部門に26件の応募があり、3部門で最優秀賞と特別賞を選んだ(3部門は該当なし)。
 公共建築物部門最優秀賞に選ばれた「鶴田町立歴史文化伝承館」は、廃校となった水元小学校を活用した展示施設。1936年に築造されたヒバ造りの木造校舎が今も残っているのは全国的にも珍しく、古いものを大切に保存活用し、良好な景観形成とまちづくりに努めている姿勢を評価した。
 屋外広告物部門最優秀賞に選ばれた「弘前市街観光誘導サイン」は、弘前駅から同市庁舎までの主要幹線にある誘導サインをリニューアルしたもので、青森市のエーアイサインが設計。青森の伝統工芸のこぎんをモチーフとし、伝統色の藍色をベースとすることで街に調和させており、弘前市の街並みと景観に合ったサインだと評価した。
 地域づくり活動部門最優秀賞には「弘前工業高校お城隊」が選ばれた。2009年に同校創立100周年を記念して全校生徒と全職員で結成された。以降、弘前公園周辺の美化活動に取り組んでおり、弘前を象徴する優れた景観資源を支えている。
 このほか、公共建築物部門でマテ小屋(六ケ所村)が特別賞、地域づくり活動部門で下北ジオダイニング(むつ市)が最優秀賞を受賞した。
 例年、景観フォーラムの席上で行われていた授賞式は、新型コロナウイルス感染予防のため今回は行わない。