5日に開園した金平成園

 黒石市の国指定名勝「金平成園」が5日、開園した。これまでは行楽シーズンに合わせ期間限定で公開していたが、今年度から市が管理運営し通年(11月30日まで)で公開する。
 同園は、大石武学流の造園家高橋亭山とその弟子が1902年までに完成させた庭園で、2006年に国名勝に指定された。所有者が高齢となったため市に無償譲渡され、市は4月中旬からの公開を予定していたが、新型コロナウイルスの影響で延期となっていた。
 開園に先立ち、山内孝行市教育長はスタッフらに「ささやかな開園となったが、心温かく迎えてほしい」と呼び掛け。前所有者の田村良子さんも市教委を通じて「新たな開園を祝うとともに、雄大な石組と池水のせせらぎの中で心を癒やしていただくことができればと願っています」とコメントした。
 開園時間は午前9時30分から午後4時まで。入園料は大人400円、高校生200円、中学生以下無料。新型コロナ対策として入園者には体温チェックやマスク着用、手指消毒をお願いするほか、氏名、住所、電話番号を記入してもらう。園内の旧加藤家住宅はおおむね10人の制限を設ける。