カロリーアンサー(左)の測定技術が文部科学大臣表彰に輝き、三村知事(右から3人目)を表敬訪問した関係者

 ジョイ・ワールド・パシフィック(本社平川市、木村清勝社長)と県産業技術センターの前身が共同研究・開発した世界初の食品のカロリー測定器「カロリーアンサー」の技術が国の文部科学大臣表彰に輝き、関係者が5月28日、三村申吾知事を表敬訪問し、受賞の喜びを語った。
 科学技術分野の顕著な功績に対し、文科省が表彰するもので、本県では2015年度に大青工業(青森市)が受賞して以来の快挙。
 カロリーアンサーは食品に光を照射することで、カロリーやたんぱく質、糖質、脂質などの成分を5分程度で測定可能。測定のため、食品に触れたり加工したりする必要もない。
 05年に特許出願し、商品化。国内のみならず中国やシンガポールの食品会社や大学、研究機関などに約350台を販売した。大量生産できず、半年待ちの状態が続いているという。
 共同開発した受賞者5人のうち、代理も含めて4人が県庁に三村知事を訪問。カロリアジャパン(十和田市)の花松憲光取締役会長は「これまで、光を当てるだけでカロリーが分かるという仕組みを理解してもらうのが大変だったが今ようやく、科学技術として認めてもらいうれしい」、代理の木村社長は「長い年月の中、成果が花開いた。今後もさらに普及を図っていきたい」と意気込んだ。