国際ホテルの元従業員を対象に開かれたハローワーク青森などの説明会

 5月に経営破綻した「国際ホテル」(青森市)の元従業員を対象とした説明会が1日、同市のハローワーク青森で開かれ、参加者が利用可能な支援や再就職に向けた必要な手続きなどの説明を受けた。
 青森国際ホテルを運営する国際ホテルが5月25日、青森地裁へ自己破産申請したことに伴い、同社の従業員78人が一斉に解雇された。ホテルの土地と建物を買い取った「城ケ倉観光」(青森市)は元従業員から10人程度を採用する意向を示している。
 説明会は3回に分けて開かれ、約40人が参加。最初の説明会には20人が参加し、ハローワークと青森市の担当者から約1時間にわたって、雇用保険の申請方法や税金の減免措置などの説明を受けた。
 参加した男性は本紙などの取材に「謝恩会や歓送迎会が全てキャンセルになり、3月の売り上げはほぼゼロの状態だったので、いずれは経営破綻すると思っていた。経営者の責任ではなくコロナのせい」と語った。
 別の60代男性は「まだ未払いの給料があるが、いつ支払われるのか分からない。年齢のことを考えると、次の仕事が果たして見つかるかどうか」と嘆いた。
 青森公共職業安定所の鈴木俊逸所長は「昨年と比べて求人は大幅に減っているため、求人の確保を進めながら、速やかに離職者の再就職支援をしていきたい」と話した。