ヒトツバタゴの花などが見頃を迎え、市民らは写真を撮るなどして楽しんだ

 弘前公園内の弘前城植物園が31日、無料開放され、訪れた市民らが咲き誇る花などを楽しんだ。今年は新型コロナウイルスの感染を防ぐために告知を縮小したことなどが影響し、来場者数は前年の半数程度にとどまった。
 弘前市は午後1時ごろに最高気温26・4度を観測。園内では小さな白い花を咲かせるヒトツバタゴ(別名ナンジャモンジャ)や、紫のルピナスなどが見頃を迎えており、訪れた市民らは夏を思わせる日差しに映える花々を写真に収めるなど、思い思いの一日を満喫した様子。
 黒石市から家族で訪れた黒石商業高校3年の相馬美桜さん(17)は「ハンカチツリーは涼しげで、水辺で産卵するトンボの姿も見られて自然を感じた」と笑顔を見せた。
 弘前市みどりの協会によると、今年は新型コロナ感染防止のため、津軽そばの提供や樹木医によるガイドなどのイベントを全て中止し、告知も縮小。この影響などから、来場者数は昨年の無料開放日(約2700人)より約1200人少ない約1500人だった。
 同協会の朝田卓さんは「(自分が担当になった)2018年以降で一番少なく、天気が良いのに、1000人台になるのは珍しい」とし「来年は例年以上に工夫を凝らして市民の皆さまを迎えたい」と話した。