画面を通して園児に空手を教えるTOYさん

 弘前市の演武講師TOYさんが、市内の保育園で、空手のオンラインレッスンを行っている。TOYさんと子どもたちは画面を通し、元気よく体を動かしながらコミュニケーションを取っている。
 TOYさんは主に市内のカルチャースクール「LOCO STUDIO」などで演武を指導している。外部講師として、2019年4月から大浦保育園(相馬玲子園長)をはじめとした市内の保育園で空手を教えていたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で直接指導することができなくなった。そこで空手を楽しみにしている園児のために相馬園長が提案し、LOCO STUDIOの協力を得てオンラインレッスンが実現した。
 レッスンはビデオ会議システム「Zoom」を使用。25日もリアルタイムで配信されるTOYさんの動きを、園児たちがまねて「ヤー!」と掛け声を上げながら体を動かした。
 大浦保育園の大西莉央ちゃん(5)は「疲れたけどTOY先生が教えてくれて楽しかった」と話し、相馬園長は「配信とはいえ臨場感のあるレッスンができて子どもたちが楽しめている」と感謝した。
 保育園でのレッスンでは、触れ合いを大切にしていたというTOYさん。「今は触れ合いができなくて寂しいが、ウェブを通してリアルタイムでつながることができる。人とのつながりを感じることが大切だと思う」と語る。