白装束姿で苗を植える早乙女と田男

 平川市の猿賀神社は29日、神社近くの神饌田(しんせんでん)で毎年恒例の神事「御田植祭」を行った。手甲・脚絆(きゃはん)の白装束と花がさを身に着けた早乙女や田男たちが、今年の豊作を願いながらもち米(あかりもち)の苗を植えた。
 御田植祭は1932年に始まり、戦時中も休むことなく続けられてきた伝統の神事。89年目の今年は新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、田植え歌の合唱はしなかった。
 男女合わせて13人が約2アールの田で作業を行い、早乙女姿となった猿賀小学校5年生の女子児童5人は泥に足を取られながらも丁寧に苗を植えていった。同小の阿部心香さんは「大変だったけど、とても楽しかった。おいしく育ってほしい」と笑顔を見せた。