立佞武多の館のパーテーションを彩るアマビエのイラスト

 五所川原市の立佞武多の館は、新型コロナウイルス感染拡大により長らく営業を休んでいたが、25日に営業を再開した。接客ブースの仕切りに半人半魚の妖怪・アマビエのイラストを描き入れる“遊び心”も示しつつ、来館者をもてなしている。
 同館は4月15日から休館していたが、国の緊急事態宣言解除などを受け、41日ぶりに再開。ただ、各コーナーの営業時間は短縮、囃子(はやし)の実演も自粛を続けている。
 感染防止対策に万全を期し、喫茶コーナーなどに立佞武多の廃材であるマツを利用したパーテーション(仕切り)を設置。疫病退散を願うということで、この春ブームになっているアマビエの絵が描かれている。
 同館からの要望でパーテーションを作った立佞武多制作者の齊藤忠大さん(44)は「祈りの気持ちを込め、自分なりのアレンジでアマビエを描いた。休館続きで閉塞感も出ていたが、旬の話題性がある妖怪で打破したい」と説明した。