県境をまたぐ移動を6月1日から段階的に緩和すると発表する三村知事

 新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言の全面解除を受け、県は27日、県境をまたぐ移動の自粛について、6月1日から段階的に緩和することを決めた。同18日までは北海道と首都圏4都県(埼玉、千葉、東京、神奈川)との往来に慎重な対応を求める。これまで特定警戒都道府県からの来県者に求めてきた2週間待機については、今後は要請しない。緩和に当たっては、「3密」の回避や人同士の距離を取るなど「新しい生活様式」を踏まえ、感染防止に努めるよう呼び掛けた。
 27日、新型コロナに係る危機対策本部会議で県が発表。政府が示した目安に準じた内容とし、同日からおおむね3週間ごとに緩和する。
 県民による県内観光は27日から徐々に可能とする。6月19日以降は県外観光も徐々に認め、8月1日をめどに全国への観光を全面解禁する。
 コンサートや展示会などの開催に当たっては、6月18日までは屋内が100人以下か定員の5割、屋外は200人以下か定員の5割を上限とし、段階的に人数制限を緩和。8月1日から上限を撤廃する。祭りや野外フェスなど地元民を対象とした小・中規模イベントは6月19日以降、制限をなくするが、全国から人が集まる大規模イベントは7月末まで自粛を求める。
 会議で三村申吾知事は「県内経済の好循環を取り戻すため、県民の皆さんと共に次なるステージに踏み出したい」とし、県議会6月定例会に必要な施策を盛り込んだ補正予算案を提案するとした。
 県は25日現在、県内の新型コロナ感染症用の入院病床を128床まで拡大した。目標は149床。
 県内の感染者は、入院患者1人が27日午前に退院し、現在入院中の患者は1人となった。これまで27人が感染、うち1人が亡くなっている。