利用客らを元気づけるためのメッセージをモニターに映す取り組み行っているJR弘前駅
青森リンゴをPRするラッピングに生まれ変わった自動販売機

 「未来に希望を」―。JR弘前駅(橋本渉駅長)の改札口付近に、駅利用者に向けた同駅職員による応援メッセージが映し出され、注目を集めている。モニターのそばには、弘前城天守のミニチュアや満開の桜も飾り付けられており、弘前らしい華やいだ雰囲気で、利用客からは「コロナ禍の中、気持ちが安らぐ」「元気が出る」と好評を得ている。
 同駅では毎年、弘前さくらまつりに合わせて改札口付近を桜の造花で飾り付けている。今年は新型コロナウイルスの影響で祭りが中止になり、外出自粛が求められる異例の状況が続いたことから、飾り付けのほかに、駅職員が地域や利用客に向けたメッセージを映し出すモニターを設置した。
 メッセージは54種類あり、「2021年は満面の笑みと二期分の桜のおもてなしで東北DCを盛り上げていきます」「いつもご利用ありがとうございます。弘前駅は休みません。これからもみなさまの毎日を応援します」といった内容で利用客に元気を届けている。
 23日からは、JR弘前駅構内にある「リンゴジュースだけの自販機」が、一般公募で選ばれた青森リンゴをPRする本県らしい新デザインに生まれ変わり、コロナ禍収束後の観光客のおもてなしにも一役買いそうだ。
 橋本駅長は「駅が元気の源になれたら」と笑顔。同駅の山本陽助役は「自粛ムードが続くが、通勤や通学などでやむを得ず電車を利用する人もいる。社員のメッセージを映し出すことで少しでも元気を届けたい」と話した。