表面に親しみやすくアレンジされた神農、裏面に呪符が書かれた絵馬
一つ一つの絵馬を手作りする龍仙さん。奧の掛け軸の神農が、作業風景をじっと見守っている

 新型コロナウイルスの早期収束を願い、弘前市熊嶋のねぷた絵師聖龍院龍仙さん(73)が、薬草をつかさどる神様「神農」を描いた絵馬を制作している。6月にも津軽地方の7寺院や西目屋村の道の駅津軽白神「ビーチにしめや」で販売される。
 新型コロナ感染拡大の影響で弘前ねぷたまつりなど多くのイベントが中止される中、何かできないかと考え、早期収束への願いを込めて4月に制作を始めた。
 絵馬のサイズは縦横ともに10センチほど。表には童化して親しみやすくアレンジした神農を描き、裏には疫病を鎮める呪符を書き込んだ。神農のほか、朱色で鍾馗(しょうき)を描いた絵馬も用意するという。七福神を祭る寺院で購入するか持参すれば、朱印を押してもらえる。
 龍仙さんは「一日でも早く新型コロナが収まって元の生活に戻れるよう、一つ一つ願いを込めて作っている。絵馬を買うとともに、個人個人で手洗いうがいを徹底して感染予防に努めてほしい」と話した。
 絵馬は1枚1000円(税込み)で販売予定。問い合わせは龍仙さん(電話0172―82―3152)へ。