6月1日から完全営業する複合宿泊施設「こみせの宿 ホテル逢春」。こみせを意識した外観となっている
宴会や催事等に対応可能な最大120人を収容できる1階のバンケットルーム
先行営業されている1階の喫茶と物産スペース
2階にある会議室兼食堂
客室は和・洋合わせて15あり、最大32人が宿泊できる

 黒石市中心市街地活性化計画として、同市横町の旧七兵衛サマ薬局跡地に整備された複合宿泊施設「こみせの宿 ホテル逢春(ほうしゅん)」が6月1日に完全営業をスタートする。新型コロナウイルスの影響で当初予定より1カ月ほど延びたが、関係者は「中心部に宿泊施設が誕生したことで、黒石に新たな人の流れができれば」と期待している。
 同市の企業「逢春」が施設建設のハード面を、こみせ通り商店街振興組合が同施設を核とした消費創出活動の企画・実施のソフト面をそれぞれ受け持った。建物は鉄骨作り2階建てで、外観は近隣のこみせ通りに合わせたデザインとなっており、敷地面積は約670平方メートル(延床面積約890平方メートル)。総事業費約3億5000万円で、建物建設費約3億3000万円の3分の2は国の補助金を活用した。
 1階には最大120人収容可能なバンケットルームをはじめ、喫茶や物産スペースがある。喫茶と物産は8日から先行営業を開始しており、23日までに400人ほどの利用があった。
 2階には和・洋合わせて15の客室(合計32人)と会議室兼食堂がある。
 当初は大型連休ごろのオープンを予定し、宿泊予約もあったが、コロナ禍で宿泊は5月いっぱい延期した。逢春の福原真一代表取締役は「1カ月遅れたが、しっかりとした準備をすることができた。宿泊の予約も入っており、観光やビジネス、催事等の新たな拠点として人の動きが活発になれば」と期待する。
 オープン記念として7月末まで、宿泊料金(1泊朝食付き)が洋室シングル5500円、ツイン1万円、和室が2人利用で1万円、3人利用で1万5000円の特別料金となっている。