子どもの急病について医療スタッフが電話で相談に応じる県の「子ども医療電話相談(♯8000)」の2019年度相談件数が前年度比637件増の8939件で、06年度からの運用以降、過去最多となったことが25日、分かった。曜日別では土曜日、日曜日・祝日の相談件数が全体の約6割を占めた。18年度から土曜日、日曜日・祝日の相談対応時間を拡充しており、県医療薬務課は「相談時間帯の拡充と電話相談事業が県民に広く認識された」との見解を示した。
 電話相談は子どもの急病に際し、看護師や小児科医が救急時の受診の目安について電話で相談に応じるもの。
 県では06年度から小児救急医療電話相談事業として、「平日の午後7時から翌朝8時まで」の時間帯で開始。18年度から平日に加え、「土曜日の午後1時から翌朝8時まで」「日曜・祝日の午前8時から翌朝8時まで」に相談対応時間を拡充、また事業名を子ども医療電話相談事業に変更した。
 2次保健医療圏域ごとの相談件数は青森2895件(前年度比121件増)、八戸2213件(同234件増)、津軽1903件(同217件増)、西北五559件(同17件増)、上十三1006件(同67件増)、下北319件(同5件減)。6圏域中5圏域で増加した。
 最も相談の多い時間帯は午後7~8時の1443件(同49件増)で、全体の約2割を占めた。
 曜日別では、日曜日が2046件(同214件増)で最多。次いで土曜日1521件(同192件増)、祝日1342件(同337件増)だった。
 相談対象者の年齢別割合では、前年度と同様に3歳未満が全体の約7割を占めた。
 主な相談内容は「発熱」が最も多く32・3%、次いで「外傷・熱傷」12・5%、「嘔吐(おうと)」10・0%、「発疹・かゆみ」7・6%だった。
 県医療薬務課は「引き続き、子育てをしている保護者の方々の不安解消と、適切な医療が受けられる体制づくりに向け、取り組んでいきたい」とコメントした。

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