6月20日で閉店することとなったコープあおもり黒石店

 黒石市の弘南鉄道黒石駅に隣接する、コープあおもり黒石店が6月20日で閉店する。近年赤字が続き黒字の見通しが立たなくなったためで、1986年4月の開店から34年の歴史に幕を下ろす。
 コープあおもり黒石店は同駅の新築に伴い旧弘南生協黒石店としてオープンし、2010年にコープあおもりと弘南生協の合併により現店名となった。
 多くの鉄道利用者や市民らに親しまれてきたが、周辺への大型スーパー出店などで客足が減り、ここ10年間では2011、15年度以外で赤字を計上。17年度は約1460万円、18年度は約1650万円の赤字で、経費削減などに努め19年度こそ約630万円の赤字と圧縮できたものの大きな黒字化が見込めず、今年3月の理事会で閉店を決定。組合員らが店を運営する生活協同組合コープあおもり(青森市、小池伸二理事長)に継続を求める嘆願書を提出したが、5月14日の理事会で閉店の決定は変わらなかった。テナント2店も撤退し、21日からは午後5時までの営業となる。
 今後は、注文した商品の受け取り拠点としてコープハウスの開設を同店周辺に予定しているほか、9月18日まで無料個人宅配を行うという。コープあおもりの菅原正専務理事は「閉店となり、支えてくれた組合員や買い物客の皆さまには大変申し訳ない。不便を掛けてしまうが、宅配などできる範囲で支援させていただきたい」と述べた。